2012年1月26日木曜日

まごのて救援隊、今年も宜しくお願いします!

今年の正月は雄勝で迎えました。
水平線から上る初日の出は本当に美しく、自然の雄大さを感じました!

今年も雄勝まごのて診療所、毎週日曜・月曜2日間診療を続けていきます。
どうぞよろしくお願いします。

まごのて救援隊は、診療所と同時に、今年は住民によるまちづくりを支えていきたいと
思っております。雄勝の復興はなかなか進んでおりませんが、昨年末より住民による
活動が活発になっています。

他の被災地の復興は着実に進んでいます。まちづくりの参考として、私達も正月早々に岩手県の田老町に行ってきました。ここはかつて津波の被害に会った後に高さ11mの防潮堤を造り、「防災の町」として知られた町です。「万里の長城」とも呼ばれる防潮堤があったにも関わらず、今回の東日本震災では津波を防ぎきれず大きな被害を受けてしまいました。

高さ11mの防潮堤。階段を上る人と比べると
その高さがわかる


その一因としては防潮堤のために、海が見えなかった事、防潮堤があるので、まさか乗り越えて津波は来ないだろう、という思い込みがあった事が挙げられています。

田老の町は壊滅状態です。しかし復興計画案は見事に進んでいます。
その理由を、地元の方に聞いたところ
「私たちは、地区のみんなが仮設住宅一緒に集まっているから、
 いつでも話合いできるんだよ」
ということでした。 住民主導でまちづくりが練られています。

田老では広大な土地に、数百世帯がまとまって住んでいます。
雄勝でまちづくりが上手く進まないのは、家を無くした3500人のうち、町中には
500人分しか仮設住宅が準備できず、残りの方は町外ばらばらに避難しなければ
ならなくなったからです。 いまだに、お互いの連絡もとれない状況では、
まちづくりの話し合いもなかなかできないのが現状です。