2011年9月27日火曜日

台風15号は被災地にも

日本全国に大きな爪痕を残していった台風15号、みなさんはご無事でしたでしょうか。
都内でも鉄道がストップし、帰宅の足を奪われて大変な目にあわれた方もいらっしゃると思います。
私(山王)が品川のクリニックで夜を明かしていたその頃・・・

台風は被災地も直撃し、容赦なく大雨と風をたたきつけて通り過ぎて行きました。
全国のメディアに報道されることは ほとんどありませんでしたが、

雄勝も大きな被害を受けていました。河北新報22日によれば、雄勝の雨量は宮城県でも最も多く、降り始めから22日午前6時までの雨量は532.5ミリ。

道路は滝のように水が流れ、ようやく水が引いて雑草が生えはじめていた釜谷地区は、また水没しました。

海岸沿いの防波堤が決壊した場所には、津波防止のため土嚢を積んでいましたが、これが山からの雨水をせき止めてしまって、水はけが悪く、道路は、どこが道だか判別できないほどに水浸しになってしまったそうです。

やっとの思いで再開したばかりの仮作業所、仮店舗が泥だらけになってしまった町の方もいました。
がっくり肩を落としながらも、黙々と「泥出し」作業をする姿が見られました。

そして、「まごちゃん」こと、まごのて救援隊のブログに登場するワゴン車(四輪駆動のディーゼル)も、あえなく水没してしまいました。本当によく走ってくれていたのですが。可哀そうなことをしました。


というわけで、今週末は替りの軽トラック(売り物です)で仙台から雄勝までの道を往復する事になってしまいました。ちょっとしんどかったです。。。

東北は暗くなるのも早く、寒さも急速に近づいてきています。

半年以上が過ぎ、東北の被災地以外では、大震災も既に過去の事になりつつありますが、
まだまだ復興までの道のりは長いです。 どうぞ温かいご支援をよろしくお願い致します。

2011年9月21日水曜日

9月11日

今日で震災後6か月になりました。

診療所に訪れる患者さんたちの様子も、すこしずつ変化してきました。

最初のころは気が張っていて、「がんばっぺ!」 という気力が感じられたものでした。
大変な震災にも関わらず、明るくて気丈な方たちだなあ、と感嘆していました。

この頃は、やや様子が変わってきています。
何もない。家も仕事も。家族をなくされた方もいます。親しい友人が犠牲になった方、近所の人と離れて,暮らさなくてはならない方。船も仕事場も仕事の道具もない。将来の展望も見えない。
家が全壊した世帯は、石巻市では100万円が支給され、新たに建て替える場合には200万円が新たに支給されるそうです。しかし、たった300万円で、いったい何ができるでしょう。家を建て替えることもできません。仕事の準備もできません。

診療所の待合室から見える風景。
本来はこんなに海が見えない部屋なのに、階下の家々が
津波で流された為に景色が一変してしまいました。
正面の家も間もなく取り壊されます

将来が見えない事はとても不安ですし、辛いです。

今日診察に見えた70代の女性、ご家族を2人なくされていますが、いつもは明るくて元気いっぱい。
でもポツリと、「家がなくなって、家族の寄り処がなくなってしまった。息子や娘に帰って来いともいえない。家があってこその、親だからサ。」と、寂しそうに こぼしていました。

9月11日、雄勝町では津波発生時刻の午後2時45分、1分間サイレンが町内に鳴り響き、
黙祷がささげられました。

町のみなさんが、早く将来の希望が持てるよう、願わずにいられません。

2011年9月10日土曜日

★9/11 NHKラジオ第一(AM)で雄勝特集2時間半です★

AM放送

NHK第一放送 昼1:30~4:00まで

現地生中継ほか、まごのて診療所の特集もあるそうです。

各地の周波数はこちら
http://www.nhk.or.jp/r1/amradio/tvres5/h50302.htm

電波が入りにくいところでは、インターネットでも
NHKラジオ第一が聞けるそうです
http://www3.nhk.or.jp/netradio/
左の赤いボタン「R1」を押すだけ。


東日本大震災から半年~ほんとうの復興のために~
http://www.nhk.or.jp/radiosp/s-hantoshi/

9月5日

4日日曜の朝、いつものように「雄勝まごのて診療所」に来てみると、朝からたくさんの患者さんが待合室で待っておられました。

毎週毎週、すこしずつ患者さんが増えてきています。おばあちゃんが来ると、そのあと娘さん、お孫さん、親戚のおばちゃん、という具合。ご家族でいらっしゃってます。
3人ならゆっくり話せる狭い待合室ですが、最近は10人以上
待っている(お茶のみしてる?)ということもしばしば。

待合室のにぎやかな事と言ったら!話がはずむ弾む。
どちらかというと談話が主な目的で、診察はついでって感じでしょうか(笑)。

高血圧の患者さんと、腰痛・膝を痛めている方。
ちょっと眠れないとか、不安、という方もいらっしゃいますが、明るい方がほとんどです。

受付を手伝ってくださっているのは地元の歯科で働いていた事務の女性です。
小さい町なので、町内の方々はほとんど顔見知り。
ささっとカルテを準備してくださって、「〇〇さんお元気?」とすぐに会話が始まるので、
とてもありがたいです。

ただ、町内には薬局がないので、処方箋を発行しても買いに行くことができないため、
お薬はほとんど院内処方です。
品川のクリニックから持ち込んだり、新たに購入してできる限りそろえていますが、
どうしても種類は限られます。
足りないお薬は処方箋を発行し、私たちまごのて救援隊が薬局まで行って、お薬と引き換え、
翌週にお渡しするか、急ぐ場合には直接郵送してもらっています。

9月29日より「市立雄勝診療所」が月曜日~金曜日に開設されることになるそうです。住民の方々が安心して住めるような医療体制が整うことになれば、こんなに嬉しいことはありません。

今しばらくは、「雄勝まごのて診療所」の待合室は談笑でにぎわうことでしょう。

2011年9月1日木曜日

9月1日

★月刊おがつ 9月号★

月刊おがつVol.2 発行しました。
雄勝は元気な話題が多くて記事に困りません^^

読者からの提案ではじめることにした
「おがつ俳句」
川柳でもいいしなんでもいいし、
多くの方からお便りくるといいな

<見出し>
・しめやかに灯篭流し
・新潟より漁船32隻
・雄中輪太鼓 猛練習中!
・「OHガッツ」 新たな船出
・まちづくり委 長岡視察
・埼玉からの支援ありがとう
・ラジオで2時間半 雄勝の特集
・読者の声