2011年4月15日金曜日

4月15日

 
★避難先の小学校じゃだめだ、元の小学校に行かせたい!★


これまで、指示待ちだった大人が、急に動き始めました。

こんな状態我慢ならん!と立ち上がった、保護者の父親。
嫌がらせやクビ覚悟で、教育委員会や校長の指示を待たずに
自ら動き始めた、勇気ある先生方。

始業式まで残り数日となった今、この方々とまごのて救援隊で、
安心して登校し、授業を始められる体制を整えようと
臨時職員室で緊急の話し合いが始まりました。


雄勝小学校・臨時職員室の黒板には、「まごのて」の文字も。

決めることは山のようにありますが、問題を整理して、
とにかく必要なことから決めていこうということに。

@現状把握

 ・雄勝小→河北中、船越小→飯野川高 の仮校舎は決定
 ・一部、教室でない部屋も流用するので黒板がない
 ・ひとつの教室を2学年が使うため、パーティションが必須
 ・教育委員会が手一杯なので、教具を依頼しても届くアテなし
 ・東北中の学校が被災しているので、メーカー納期未定
 ・津波で被災した学校には、使えるものがほとんど残っていない
 ・被災した町内から、町外の仮校舎までスクールバスは出るが
  町外の避難所、一時避難場所からは自力で通うよう通達あり
 ・元の学校に通うことを決めた生徒のほぼ全員が、家を失い近くの避難所にいるが、
  そこから学校まで、自衛隊やダンプが頻繁に往来する歩道すらない橋を渡ら
  なければならない。危険を承知で市もそこまで面倒見きれないとのこと。

 簡単にいえば、始業式を迎えようにも、生徒を安全に登校させることも
できなければ、登校した教室には授業を受ける最低限の環境もない、
ということ。


@最優先事項
 ・4/21までに、スクールバスの確保
 ・4/21までに、最低限の教具を確保


スクールバスについては、一部遠方で市が対応しない地域の
児童については、まごのて救援隊から出す案で決まりましたが、
すかさず教育委員会から責任問題の電話がかかってきました。
この件は、来週の保護者会まで持越し。

教具については、小さな教具はともかく、黒板のような
大きなものは、普通の方法では全く見込みないので、
発想を変えて裏技を出すことに。 明日の記事で発表。


子供を持つ親の必死さは、まさに鬼の形相。
校長だろうが教育委員長だろうがお構いなしに、強烈な訴えを続けます。

私も、5年前なら教育委員会や校長と大喧嘩をするところですが、
会社も経営するようになると、みんなが丸く収まるように
意外と大人の対応をしている自分にびっくりしています(笑)

先生方も、余震で崩壊の危険すらある被災した校舎に入り、
なんとか必要な教具を手分けして探し出しています。

タンバリンとハンドベルの入った箱を発見。
ただ、塩水をかぶって使えるかどうか疑問。。。

教具については、ランドセルやノート、鉛筆などは、民間の支援団体などから
むしろ十分すぎるほど届いています。

これについても、物資や医療と同様、現地の意見を聞くこともない支援者側の
一方的な主観による押し付けによって、無駄なものがあふれている状態です。
石巻市の教育委員会でも過剰な数千個のランドセルに困っているとのこと。

教育は、保護者と先生と生徒で、しっかりと考えられて進めるものです。

教具もしかり。 今日の話し合いで、教具については届けられたものを
無理に使うのでなく、みんなで話し合って子供たちのために本当に
必要なものを揃えようということになりました。

アンパンマンのノートを送られたからといって、
黄色いチューリップ帽子を送られたからといって、
みんなが統一して使わなきゃいけないの?


  始業式まで、あと6日

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